猫のウールサッキングとは?腸閉塞にもなる行為の原因や対策を徹底解説します

猫の健康 猫が布を食べちゃう「ウールサッキング」はとても危険!原因は?どうやったらやめさせらる?

執筆/水科希望

天気が良いから愛猫のベッドにひいていた毛布を干そうと思って広げたら、大きな穴が開いていた!靴下やTシャツに知らないうちに丸い穴が開いていた!もしかしてうちの猫がやったの?と、心配になった経験はありませんか?それはウールサッキングと呼ばれる症状かもしれません。

猫のウールサッキング、どんな症状のことをいうの?

猫のウールサッキング、どんな症状のことをいうの?ウールサッキングの対象物は?

ウールサッキングまたはウールチューイングは別名「毛織物吸い行動」とも呼ばれ、その名の通り、毛布やウール、布などを食べてしまう常同障害(※)の症状のひとつです。食べるといっても、布を噛み千切って食べてしまう猫もいれば、チューチューと吸っている間に布がふやけて破片を食べてしまうという猫もいます。ウールサッキングの対象物は猫によって様々で、

  • 毛布・ウールフリース
  • ビニール袋・ポリ袋
  • タオルなどの布類
  • 段ボール
  • プラスチック製品

など、消化されないものばかりです。特に布類を食べてしまう猫が多く、ウール、フリース、毛布などの柔らかくてふわふわしたものを好むようです。タオルなどの布類が対象の場合、綿100%はウールサッキングの対象になるけれど、アクリルが入っている布製品は見向きもしない、という猫もいます。対象がビニール袋やポリ袋という猫の場合、噛むとシャリシャリパリパリという音や歯触りが楽しいからのようです。

注意したいのは、ウールサッキングと誤飲(誤食)は違うということです。誤飲(誤食)は、例えば食べ物の匂いがついた食品トレーを齧る、遊んでいて誤ってオモチャのパーツを飲み込んでしまうことですが、ウールサッキンは、自分の意志で対象物を食べてしまいます。中には隠していても探し出して食べる、という猫もいるくらいです。

(※)常同障害とは、不安やストレスを軽減させようと同じ行動を執拗に繰り返してしまう不安障害のひとつです。ウールサッキング以外の症状としては、①ハゲができるまで舐め続ける過度なグルーミング ②自分の尾を追いかけ続ける ③何度も繰り返しなく などがあります。

猫のウールサッキングはこんなに危険!

猫のウールサッキングはこんなに危険。猫にこんな症状があったらすぐ動物病院へ。

ウールサッキングで食べてしまうものは猫によって様々ですが、全て自然に消化されないものばかりです。嘔吐や便に混ざって出てくることもありますが、念のため獣医師に相談しましょう。特に、下記の症状が表れたら危険です。

  • 食欲不振
  • 激しい嘔吐、1日の間に何度も吐く
  • 水を飲んでも吐いてしまう
  • 便をしていない

一項目でも思い当たった場合、腸閉塞の可能性があります。腸閉塞とは、ウールサッキングで食べてしまった毛布や布などで腸が塞がってしまい、機能を失っている状態のことです。自然に治ることは無いので手術によって取り除かなければなりません。時間が経つと腸が壊死してより大がかりな手術が必要になってしまうため、これらの症状が見られたら速やかに病院へ連れて行きましょう。

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猫のウールサッキング、猫種や年齢で違いはあるの?

猫のウールサッキング、猫種や年齢で違いはあるの?

ウールサッキングは全年齢、全ての猫種、オス・雌の違い無く起こりうる症状ですが、月齢8か月までに発症すると言われています。また、シャム・パーマン・バーミーズなどアジア系の品種やこれらを含むミックスに多いと言われています。

ただしこれらはあくまでも多いといわれているということなので、大人になってから発症する猫もいますし、アジア系品種ではない猫でもウールサッキングをする場合もあります。

猫のウールサッキング、原因は?

猫のウールサッキング、原因は?ウールサッキングはストレスが原因のことが大半。病気が隠れていることも?

詳細な原因はまだ解明されていませんが、子猫の頃、あまりに早く母猫から離されて早期離乳したことが要因の1つと言われています。稀にですが、分離不安症からウールサッキングをするという猫もいるようです。また、他の病気が隠れている(胃腸障害・歯科疾患など)場合もあります。早めに獣医師に相談することが何よりも肝心です。

ストレスを感じている

猫はストレスに弱い動物です。猫の性格によってストレスに感じることは異なりますが、

  • 引越しや家族の増減などの環境の変化
  • 運動不足
  • 過度に少ない(多い)スキンシップ
  • 騒音
  • 多頭飼育で他の猫と仲が良くない

といった原因でストレスを感じることが多いです。強いストレスを感じると、気持ちを落ち着かせるためにウールサッキングをしてしまうようです。猫の性格を踏まえてよく観察し、ストレスの原因を見つけてあげて下さい。

対象物の味や歯ざわりが好き

ウールサッキングの原因に、噛み心地が良くて噛んでいる内に気づいたら食べてしまっていた、ということもあります。毛布以外にもジョイントマットやカーペットなどに噛みつく猫は食べてしまう可能性がありますので、噛まない素材に変更するか症状が落ち着くまでジョイントマットやカーペットは使わない方が安心です。

食事が足りていない

ご飯の量が足りていない、好みではないという場合に、ウールサッキングをする猫もいるようです。この場合は、ご飯の種類を変えることで改善することがあります。ダイエットが必要になり、ご飯の量を減らさなくてはいけない、ということもあると思います。その場合には急に少なくするのではなく、徐々に減らしていく、ご飯の回数を増やして満腹中枢がいつも満たされているようにする、など工夫が必要になります。獣医師に相談のうえ、うちの子にあった方法を見つけてください。

ヒマだから

体力の有り余っている若い猫の場合、暇つぶしにウールサッキングをしてしまう、ということもいるようです。家族の誰かがいつも家にいる環境であれば、暇そうなそぶりを見せたら遊びに誘うことでウールサッキングをしなくなりますが、飼い主さんにも生活があり、猫にだけ構っていられない、というお悩みもあるでしょう。転がすとおやつが出てくる知育玩具や、ひとりでも遊べるオモチャなど様々な物が市販されているので、それらを組み合わせて「毎日ヒマだな」と猫に思わせない工夫をしてください。また、1日のうちで最低5分から10分、ねこじゃらしなどのオモチャを使って、猫と遊ぶ時間を設けるようにしてください。ウールサッキングの改善だけでなく、猫との定期的なスキンシップは信頼関係を築く上でも大切です。

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猫がウールサッキングをしてしまうときの対策

猫がウールサッキングをしてしまうときの対策。ウールサッキングにはどんな対策が有効?

まずはウールサッキングの原因をしっかりと突き止めてそれらを改善していくのですが、対処する中で絶対にやってはいけない注意点があります。

  • 怒る
  • 罰を与える

大きな声で威嚇をしたり、罰を与えたりしても、猫には「怖いことをする嫌な人」という記憶しか残りません。ストレスを解消し、信頼関係を築いて猫にとってよりよい環境を整えることが重要ですので、こちらの思い通りにならないことは始めから頭に入れておきましょう。

スキンシップの時間を増やす

毎日猫と遊ぶ時間を作ることで、ウールサッキングが改善することもあります。最低でも1日10~15分は絶対!真剣に猫と一緒になって遊びましょう。人が一緒に楽しんでいることを、猫もちゃんと分かっています。猫によっては過度のスキンシップを好まないこともありますが「ちょっと人に構ってあげようかな」という気分になる瞬間を見逃さないよう、観察が大切です。遊び方も工夫しましょう!

  • 狩りを思い起こすような遊びをする

野生派の猫は遊ぶのが大好き!小鳥の動き、ネズミの動き、虫の動き、隠れているものが出てくるなど、好きなパターンを探しましょう

  • 頭を使いながらフードが出てくる知育玩具を使用する

飼い主が留守中にウールサッキングをする猫の場合、暇だからウールサッキングをしている可能性があります。猫がひとりで遊べるようなおもちゃを用意することで、ウールサッキングが少なくなることもあります。特に転がすとフードやおやつが出る知育おもちゃは、頭脳派の猫には知恵を使う刺激的な遊びになります。

ただし、ひとり遊びが出来るようにと、ぬいぐるみや小さなネズミのオモチャ、じゃらしなどを与えて外出するのは気をつけてください。ぬいぐるみはウールサッキングの対象になりやすいですし、小さなネズミのオモチャ、じゃらしは誤飲してしまう可能性があります。

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  • たくさん遊びたがっているサインを見逃さない

じーっと見ている、背中に飛びついてくる、おもちゃを咥えて持ってくるなど、猫によって誘い方は様々です。1日の内、猫が活発になるのは早朝、夕方から夜にかけて、じっくり遊べる時間を定期的に作り「そろそろ遊ぶ時間だぞ」と猫のワクワクする気持ちを育ててあげて下さい。

居住環境の見直し

人目線では無く、猫目線で快適な環境が整っているか確認しましょう。猫が喜ぶ住環境に変えるとストレスが減り、ウールサッキングをしなくなることがあります。

  • 食事の量・種類は適切で、きれいなお水が用意されている

食事量が少ない、今食べているフードが嫌いだからウールサッキングしている猫に対して有効です。たくさん食べ過ぎて心配な時は、肥満対策用のフードや全体量は一緒でも食事回数を増やすことで対策できます。

  • トイレが清潔に保たれている

猫がお気に入りのトイレ・砂である、落ち着いてできる配置、適切な砂の量(5センチくらいの表記が多いですが猫によって好みが異なります)、トイレの数(暮らしている猫の数+1個が理想。おしっこと便を別々にしたい子もいるので、よく観察して用意してあげましょう)

  • 運動不足が解消できる

キャットタワー、キャットウォークなど上下運動ができる設備の設置が難しい場合は、家具の配置を工夫して段差を作ると、家全体が猫の遊び場になります。

  • 隠れる場所がある

何か不安なことがあった時に逃げ込める場所があると、猫は安心します。来客が苦手で繊細な猫には安心安全な隠れ家を作ってあげましょう。特別な隠れ場所を作らなくても、段ボールを部屋の隅に置いておく、本棚の一団を猫のために開放し、お気に入りのベッドを置いておくというだけで、そこがお気に入りで、且つ、安心できる隠れ場所になります。

  • 多頭飼育の場合、猫それぞれのプライベートエリアがある

野生の猫科の動物は単独で生活をしています。イエネコとなった現在でも、その性質は変わっていません。同居猫と仲良くしていても、ひとりになりたいことだってあります。同居猫と相性が悪い場合には、余計にひとりになりたいと思っているでしょう。複数の部屋を行き来でき、好みの場所をそれぞれが見つけることが一番ですが、住宅環境から不可能なこともあるでしょう。その場合には、段ボール箱を複数おいておく、家具の上や本棚の中段にベッドを置くなどするだけでも良いです。段ボール箱もインテリアになるような可愛い、オシャレな物もたくさん出ているので、探してみてはいかがでしょう。

  • 猫が落ち着くフェロモン剤を使用

猫が落ち着く匂いのするフェロモン製剤にはリラックス効果がありますので、神経質で緊張しやすい子に適しています。ただし、全ての猫に効果があるわけではありません。

  • 留守番時のみ、ゲージを使用する

ゲージに入れるのはかわいそう、と思う方もいらっしゃるでしょうが、人の目に付かないところで消化できないものを食べてしまうと、最悪の場合、命の危険があります。症状が改善されるまでは、留守番時のゲージ使用が有効です。その代わり、ゲージ内で快適に過ごせるように準備してあげて下さい。留守番中は楽しい秘密基地で過ごす、そんな感覚で過ごして貰うのはいかがでしょうか。

対象物を隠す

ウールサッキングの対策として一番有効なのは、布団・毛布・セーター・ビニール類など、猫がウールサッキングしてしまうものを徹底的に隠すことです。特にタオルや毛布、フリースなど、猫が好んでウールサッキングする対象物は、戸棚の中に隠す、鍵付きの引出しに隠すなど、猫が取り出せない場所に隠しましょう。人が使う必要があり、どうしてもしまっておけない物は、猫が興味の無い感触のカバーをかけるなどの対策も効果的です。例えばツルツルの素材には興味が無い猫には防水カバーや防ダニシーツが有効です。いちいちしまうのは面倒くさい、ソファーやベッドに防水カバーをつけるのは抵抗ある、という方もいらっしゃるでしょう。でも少し考えてみてください。もし大事な猫がウールサッキングが原因で腸閉塞になったら?後悔しないためにも、出来る範囲で対策をしましょう。防ダニシーツはサラサラとした触感なので、夏の暑い時期は飼い主も気持ちよく過ごせると思いますが、布なのでウールサッキングの対象にする猫もいるかも知れません。

また、猫がかじりついてしまった状態の時に無理矢理取り上げてしまうと、新しい遊びと勘違いしてしまうことがありますので、他の好きなおもちゃなどで気を引いてかじりついているものに興味を無くしてからしまうようにしましょう。

猫草も効果的?

食感が気に入っている場合、有効なことがあります。ウールの、シャリシャリした食感が好きな猫は、猫草に転用するとウールサッキングが止まることもあるようです。猫草の尖った葉先は、嘔吐を促す作用があります。猫草は有効ですが、常時猫が見える場所に置いておくと、食べたそばから嘔吐し、結果的に胃粘膜を傷つけるという悪循環になりかねません。ウールサッキング防止策として猫草を考えているのでしたら、掛かりつけの獣医師に相談してから行ってください。

更に、フードを変えることにストレスのない子なら、食物繊維の多い高繊維質フード(消化機能サポート)に変更するのも良いです。ただ、高繊維質フードはお腹がゆるくなる場合もありますので、様子を見ながら与えて下さい。フードの変更を考慮されているのでしたら、必ず掛かりつけ医に相談の上、変更するようにしてください。

猫のウールサッキングの対策で気をつけて欲しいこと

猫のウールサッキングの対策。こんなことに気をつけて対策しよう。

上述した方法以外にも、「猫 ウールサッキング 対策」とネット検索すると、様々な方法がでてきますが、猫の性格によっては全く効き目がない、ということもあります。まずは焦らず、うちの猫に適した対策はなにか、様々な方法を試してください。

上述した対策の中で、100%効果があるのは「対象物を隠す」です。ですが、猫がタオルを噛むからといって、室内のタオルを全て撤去すると、飼い主の生活が不便になります。ウール製品を好んで噛むからと、酷寒の真冬にセーターなしで過ごすことは出来ません。例えば、タオルホルダーは使用せず、タオルを使用したら毎回猫の手が届かない棚にしまう、セーターを脱いだら直ぐに猫が開けられない引出しや棚にしまうなど、出来ることからしてください。

様々な対策を試したけれど、一向に改善しない場合には、動物病院に相談することをお薦めします。常同障害の治療をすることで、改善する場合もあります。

猫のウールサッキングに治療法はある?

猫のウールサッキングに治療法はある?猫のウールサッキングどんな治療をする?

内服薬や注射など、根本的な治療法はありませんが、ウールサッキングをするきっかけを知ることが重要になります。

愛猫がウールサッキングをしているのを目にしたら、行動の記録を取りましょう。

  • 〇月〇日 〇時 天気 出かける準備を始めた瞬間、ウールサッキングをした。
  • 〇月〇日 〇時 天気 同居猫との喧嘩の直後、ウールサッキングをした。

というように、細かく行動ログを取ると、猫がどのタイミングで、どういう理由でウールサッキングをするのか見えてきます。写真を撮る、動画を撮る、メモするなど続けやすい方法を取り入れましょう。

出来るだけ猫がウールサッキングをしない環境づくりをすることが大切ですが、ストレス要因が飼い主の不在や同居猫との不仲など改善が難しい場合や、ウールサッキングの理由が見当たらないという場合には、獣医師に相談をしてください。大きな病院や大学病院では、行動診療科獣医師が在籍していることがあります。行動診療科獣医師でしたら、ウールサッキングへの対応策を詳しく教えてくれます。もし、常同障害と診断された場合は、抗うつ薬や抗不安薬を処方されることがあります。他にも、CLT配合の餌(セロトニン・GABAなど、心を落ち着かせてくれる神経伝達物質の働きを強化する)による食事療法を勧められる場合もあります。

ストレス要因の排除や治療で症状が安定しても、何かのきっかけで再びストレスを感じたら、ウールサッキングを再開してしまうことがあります。そのため、出来る限り愛猫がストレスだと感じるものを遠ざけ、ウールサッキングの対象物は隠すという事を徹底してください。

ウールサッキングする猫の防寒対策はどうすればいい?

ウールサッキングする猫の防寒対策はどうすればいい?

ウールサッキングで食べてしまう対象物は猫によって様々ですが、毛布やウール・フリースなどは冬用ベッドの素材としてよく使用されています。寒いのが苦手な猫にとって温かくふわふわなベッドは最高に心地良いものですが、食べてしまっては危険です。これらの素材を好んで食べてしまう猫には、食べない素材で防寒の工夫をしましょう。

  • 猫ちぐら

藁で編んだ猫用のベッド。冬は温かく、夏は涼しい快適な寝心地ですが、予約で数年待ち状態となっています。藁以外の素材で市販されているものの中にも、保温性に優れた素材を使用しているものもあるので、手に入りやすく、猫が気に入るものを選びましょう。紙を食べない猫なら、クラフトテープで自作するのも良いでしょう。飼い主さんのニオイがついていると、安心して使ってくれます。

  • 猫鍋

ヒーターが内蔵されているため、寒い冬も温かく過ごせます。猫用なので電気コードもイタズラされないよう保護してあり、安心です。ただし、低温火傷の危険があるため温度設定に注意しましょう。

  • 木製のベッド

ベッドフレームのみの使用になってしまいますが、食べない素材でクッションにできるものがあれば、敷いてあげると温かく過ごせます。こもるのが好きな猫には、屋根付きにしてあげると、内部が温まりやすくなるので、より防寒効果があります。

  • 段ボールベッド

紙を食べない猫なら、段ボールでベッドを作ってあげましょう。段ボールは猫が気に入りやすい素材で、空気の層があるので実はとても温かいです。箱を二重にして更に層を作ればより保温性が高まります。

食べない素材で探すと冬用のベッドは少ないですが、ぐっすり眠れる場所があることは、猫にとって、とても重要なことです。ぜひ、お気に入りのベッドを探してあげて下さい。

まとめ

ウールサッキングには根本的な治療法が無く、改善されても何らかの理由で再発する可能性があります。猫それぞれの個性に合わせて、生活スタイルをカスタマイズしてあげてください。「どうして良くならないのか」と自分を追いつめず「なんでなのかなぁ、どんな理由があるのかな」に切り替えて、しっかりと猫と向き合っていきましょう。

執筆者
東京出身、長野県在住のアパレル勤務兼ライター。 仕事に燃えに燃えていたが、ある日ふと「人ってストレスで死ぬんだよなぁ」と思い、絶対に叶えたい夢を一つ現実のものとする。 久しぶりに猫と暮らしたい、その夢を叶えたら次々に夢という名の野望が出てきて一歩一歩叶えている最中。 現在、猫と暮らす猫のための家を建てたい、最終的に小説家兼ライターに肩書きを変えたいという野望に燃えている。